2章3節 構文を使ってみよう!
プログラムは、ただ順番に計算をするだけではありません。「こういうときはこれを実行」とか「これを繰り返して実行」というように処理の流れを制御しながら動きます。そのために用意されている「制御構文」というものを覚えていきましょう。
制御構文って何?
プログラムというのは、複雑な動きをします。そのときのプログラムの状況に応じてさまざまな処理を呼び出したり、繰り返し処理を実行したり。Unityにしても、例えば同じ動きをひたすら繰り返させたり、状態によって異なる動きをさせたりすることも頻繁にあるでしょう。
こうしたプログラムで実行する処理の流れを制御するために用意されているのが「制御構文」と呼ばれるものです。この制御構文は、ざっくり分ければ「条件分岐」と「繰り返し」の2つからなります。
この2種類のものを覚えられれば、制御構文はマスターしたも同然です。「え、たった2つだけしかないの?」と思った人。いえいえ、「2種類」ということであって、「2つだけ」というわけではありませんよ。条件分岐も繰り返しも、それぞれいくつかの構文がありますから、2つよりはもう少したくさん覚える必要があります。ここでは、基本構文として「5つ」を紹介することにします。それだけ覚えれば、十分プログラミングできるようになりますよ!
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