3章2節 オブジェクトを操作しよう!
オブジェクトを動かせるようになったら、次はキーやマウスなどを使って操作できるようにする方法を覚えましょう。これができれば、ゲームの一番基本的な動きはもう作れるようになりますよ!
入力を管理する「Input」クラス
ゲームオブジェクトを動かす基本はわかりました。が、単にUpdateで決まった動きをするだけではゲームは作れませんね。やはり、ユーザーがキャラクタを操作できないといけません。そのためには、キーボードやマウスなどの入力をスクリプトの中でチェックし、それに応じた動きができるようにしなければいけません。
こうした「ユーザーからの入力の管理」を行うために用意されているのが「Input」というクラスです。このクラスにはさまざまな入力情報を保管するプロパティなどが揃っていて、それらを使うことでユーザーからの入力状態をチェックできます。
静的プロパティと静的メソッド
このInputは、Unityのライブラリに用意されているクラスですが、ちょっと変わった使い方をします。これは、インスタンスを作らないのです。このInputにあるプロパティ(フィールドもです)やメソッドは、Inputクラスから直接呼び出して利用することができます。
こうしたものを「静的プロパティ(フィールド)」「静的メソッド」と呼びます。「クラス・メソッド」なんて呼ぶこともあります。
まぁ、呼び名やその
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