見て分かるUnityゲーム制作超入門

よりゲームらしく! - スコアとゲームオーバー

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8章2節 スコアとゲームオーバー

ゲームでは、スコア表示やゲームオーバーの表示など、さまざまな情報を管理し表示します。こうした表示には「GUI Text」という部品を利用します。その使い方を中心に、スコアとゲームオーバー処理の作り方を説明しましょう。

「ゲームらしさ」を考えよう

「Adventure」では、世界に散らばるアイテムを取得して回りましたが、どうもゲームらしくはありませんでしたね。それは、ゲームとしての要素がいろいろと欠けていたからです。ゲームらしさを出すには、ゲームの中心部分の処理の他にも用意すべきものがあります。

1. ゲームのスコア

ただ「○○個のアイテムを取ったら終わり」では、他の人と競う要素がありません。何らかの形で、得点のようなものを用意する必要があります。

ここでは、時間制限を設けてプレイすることにしましょう。「いかに短い時間ですべてのアイテムを取るか」を競えるようにするわけですね。

2. プレイに関する情報の表示

例えば、残り時間や、現在取得済みのアイテム数など、ゲームの進行状況に関する情報を、どこかで確認できるようにすべきです。リアルタイムに残り時間が減っていき、アイテムを取るごとにアイテム数が増えれば、それだけ臨場感が増します。

3. ゲームオーバーの処理について

ゲームである以上、クリアとオーバーの2通りの終わり方を用意すべきでしょう。すべてのアイテムを時間内に取れればクリア、制限時間が過ぎてしまったり、あるいは地形から下に落ちてしまったりしたらゲームオーバー。それぞれの結果によって、表示などが変わる

出典情報

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  • 著者: 掌田 津耶乃

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