3-10データTips189 バイナリデータを作成する
Level1
Pointバイナリデータの作成(NSDataクラス)
Objective-Cでは、バイナリデータ(バイトデータ)を扱うために、NSDataクラスを使います。
NSDataクラスでは、ファイルからデータを読み込むためのinitWithContentsOfFile:メソッドや、C言語のメモリをマッピングするためのdataWithBytes:メソッドがあります。
バイナリデータの作成は、以下のように記述します。1〜3行目でファイルから読み込み、4〜5行目で内部データを読み込んでいます。
NSData *変数名 =
[[NSData alloc] initWithConten
tsOfFile:ファイル名];
int 長さ = [変数名 length];
NSData *変数名 =
[[NSData alloc] dataWithBytes:ポインタ length:データ長];
リスト1では、リソースから「basic.png」ファイルを読み込んでNSDataオブジェクトに配置しています。読み込んだデータは、UIImageオブジェクトに設定するとUIImageViewで画面に表示ができます。また、Personという構造体を定義して、dataWithBytes:length:メソッドで読み込んでいます。
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