iPhone/iPadアプリ開発逆引き大全500の極意

プログラミングの基礎 - Tips159 ヘッダファイルを作成する

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3-8クラスTips159 ヘッダファイルを作成する

Level1

Pointヘッダファイルの読み込み(#import)

Objective-Cでクラスを定義するときに、@interface部と@implementation部を同じファイルに記述することもできますが、通常は同じクラスを異なるファイルでも参照できるようにするため、ヘッダファイルにクラスの定義を記述します。

●ヘッダファイル(*.h)

クラス定義を記述したヘッダファイルの拡張子は、「*.h」になります。

ヘッダファイルは、以下のように記述します。

@interface クラス名
{
  内部変数の定義
}
メソッドの宣言
プロパティの定義
@end

●実装ファイル(*.m)

ヘッダファイルを読み込む場合は、「#import」を使います。

C言語で使う「#include」との違いは、#importの場合は何度も同じヘッダファイルを指定した場合でも、最初の1回しか読み込まれないことです。そのため、通常、C言語で記述されているインクルードガード(#ifdef _HOUSE_H_ など)は、Objective-Cでは必要ありません。

出典情報

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iPhone/iPadアプリ開発逆引き大全500の極意

  • 著者: 増田 智昭, 池谷 京子

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