3-1コードTips54 リテラル値のデータ型を利用する
Level1
Point型文字を使ってリテラル値のデータ型を指定
プログラムコード内で、数値や文字列を直接扱うことがありますが、これをリテラル値と言います。例えば、「100」という数値や、「objective-c」という文字列のことです。
リテラル値にも、データ型があります。真偽を表すブール型(bool)の場合は、「true」と「false」というリテラル値があります。bool型と同じように扱われるBOOL型には、「YES」と「NO」があります。
数値の場合は、整数リテラルあるいは実数リテラル、文字列の場合は文字リテラルあるいはリテラル文字列があります。
リテラルのデータ型は、その値によって自動的に下の表のように識別されます。
通常、int型やshort型のような整数リテラルの場合は「100」のように記述し、float型やdouble型のような実数リテラルの場合は「100.0」のように小数点を付けます。
リテラルのデータ型を明示的に指定する場合は、型文字を数値の末尾に記述します。
リスト1では、型文字で指定したリテラル値を使ったローカル変数を定義しています。
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