見てわかるUnity4 2Dゲーム制作超入門

ゲーム作りに挑戦しよう! - Angry Birdsもどきを作ろう!

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7章2節 Angry Birdsもどきを作ろう!

Unityの大きな特徴は「物理エンジン」が簡単に使えること。重力を使った傑作「Angry Birds」もどきだって簡単に作れてしまうんです。重力利用ゲームの基本を組み立ててみましょう。

物理エンジンを使えばAngry Birdも簡単!

ブロック崩しは、基本的に物理エンジンの機能を使わないゲームでした。衝突処理のためにリジッドボディを組み込みましたが、基本的に重力のない、位置の変更で動かしていくゲームでしたね。

が、物理エンジンを使った「重力のある世界」が使えれば、また違ったゲームが作れるようになります。物理エンジン利用で一躍有名になったのが「Angry Birds」です。これは鳥のキャラクタをパチンコで打ち出して豚のいる建物を壊し、豚を潰してしまうというゲームでしたが、すべてのものが物理的に正しい挙動をして動くため、今までのゲームでは見られなかった一種独特な世界を構築することができました。

当時としては画期的だったゲームですが、Unityの物理エンジンを使えば、とても簡単に作ることができてしまうのです。なにしろ、ぶつかって倒れたりする処理はすべて物理エンジンが処理してくれますから、私たちはただ「キャラクタに力を加えて飛ばす」という処理だけ作れば、それで済んでしまうんですね。

というわけで、さっそく超簡易Angry Birdsを作ってみることにしましょう。今回作るのは、マウスでクリックしてキャラクタを飛ばし、建物を壊す、というAngry Birdsの基本部分です。キャラクタからどれだけ離れた場所をクリックするかによって、打ち出す方向や強さが変わるようにします。

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  • 著者: 掌田津耶乃

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