2-2 制御構文
ポイント:Objective-Cからの強化
制御構文について見ると、Objective-CとSwiftは、共通する部分が比較的多いでしょう。が、細かな点で、SwiftはObjective-Cの構文を更に改良していることに気づきます。簡単に整理すると、次のような強化が図られています。
- 構文内で実行する処理の記述に{ }が義務付けられている。{ }を省略する書き方はできない。
- switchで、テキストや複数の値などをcaseに指定できるようになった。
- switchで、defaultの記述が義務付けられている。
- for-inで配列、コレクションのほか、Rangeを利用できる。
とはいえ、これらは比較的小さな改良であり、ドラスティックな構文の変更などはされていないため、ほぼ同じような感覚で利用することができるでしょう。
if の書き方
if ( 真偽値 ) {
……true のとき実行する処理……
} else {
……false のとき実行する処理……
}
else if の書き方
if ( 条件1 ){
……条件1がtrue のときの処理……
} else if ( 条件2 ){
……条件2 がtrue のときの処理……
} else if ……
……必要なだけelse ifを記述……
} else {
……すべてがfalse のときの処理……
}
switch の書き方
switch ( 条件 ){
case 値1 :
……実行する処理……
case 値2 :
……実
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