Swiftスタートアップガイド

オブジェクト指向について - 5-2 プロパティの活用

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5-2 プロパティの活用

ポイント:プロパティを使いこなすための機能を理解する

 Swiftのプロパティには、非常に多くの機能が盛り込まれています。遅延評価は、lazyを追加するだけで実現できます。これにより、必要があるまでインスタンスの生成を遅らせることができます。

遅延評価するプロパティの書き方

lazy var プロパティ = 値

 アクセス修飾子は、プロパティだけでなくメソッドやクラスでも利用することができます。 これにより、外部からのアクセスを制限できます。

アクセス修飾子の種類

public――アクセス制限のないものです。

internal――同じモジュール内であれば、自由にアクセスできます。

private――同一ファイル内にあるものからのみアクセスが可能です。

 非常に特徴的なのが「Computedプロパティ」の存在でしょう。これが、Objective-Cにおける 「プロパティ」に相当するものといえます。コードを書くことでアクセスを制御できます。

読み取り可・書き換え不可なComputed プロパティの書き方

var プロパティ名 {
    ……必要な処理……
    return 値
}

読み書きを制御するComputed プロパティの書き方

var プロパティ名 {
    get {
      ……読み取りの処理……
      return 値
     

出典情報

Medium

Swiftスタートアップガイド

  • 著者: 掌田 津耶乃

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