ポイント：プロジェクトの内容を理解する

　Xcode 6でアプリを作成していく手順について簡単に説明していきます。基本的なプロジェクトの作成手順は、Objective-Cベースと何ら変わりはありません。Xcode 6では、使用言語を選択できるようになっており、それをSwiftに設定するだけです。

　作成されるファイル類は、ソースコード関連がSwiftのものに変わっているだけです。基本的なファイル構成は次のようになります。

AppDelegate.swift――Swiftのソースコードファイル

ViewController.swift――Swiftのソースコードファイル

Main.storyboard――画面に表示されるGUIのデザイン

Images.xcassets――イメージを管理するもの

LaunchScreen.xib――画面に表示されるGUIのデザイン

MySwiftApp.xcdatamodeld――Core Dataで使用するもの

Info.plist――「アプリの基本的な設定情報

　これらの中でも重要なのが、GUIをデザインするMain.storyboardと、ビューの処理を担当するViewController.swiftでしょう。このSwiftソースコードは次のような形になっています。

import UIKit
        
import CoreData
        
class ViewController: UIViewController {
        
  override func vie