Eclipse 4.4ではじめる Javaプログラミング入門 Eclipse 4.4 Luna対応

グラフィック・ファイルアクセス・スレッド・日付/テキスト処理 - グラフィック処理の基本

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4.1.12座標変換

図形を描くとき、気がついた人もいるかもしれませんが、基本的なシェイプや描画メソッドには斜めに描くための機能はありません。四角形なら、ちょっと斜めに描きたいという場合も、それはできないのです。

しかし、図形を傾けたりしたいことはあります。こうした場合に利用されるのが座標変換という機能です。

座標変換は、その名の通り、座標軸を決まったやり方で変換する機能です。GraphicsContextでは、図形の描画は決まった座標軸を使って描かれます。この座標軸の位置や向き、縮尺などを変更すれば、描かれる図形の位置や傾き、大きさなども変わってくるのです。

座標変換メソッド

この座標変換に関するメソッドには、以下のようなものが用意されています。

平行移動

《GraphicsContext》.translate( 横の距離 , 縦の距離 );

座標軸を、引数に指定した距離だけ平行移動します。たとえば、translate(10, 10)

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