4 NSUserDefaultsの利用
Documentsディレクトリは、アプリに解放された自由に個別のファイルを作成できる場所というわけです。ただ、今回のような少量のデータなら、わざわざDocumentsディレクトリにファイルを作らずNSUserDefaultsを使った方がいいでしょう。
Single View Applicationテンプレートでプロジェクトを新規作成してください。Product NameはUserDefaultsとします。
4.1 NSUserDefaultsにキーを使って値を記憶させる
NSUserDefaultsクラスは、ユーザーの設定値などを管理させるために用意されたクラスです。 タイプメソッド+standardUserDefaultで戻されるインスタンスを使って、次のようにキーに対応させた値を記憶することができます。
class ViewController: UIViewController {
override func viewDidLoad() {
super.viewDidLoad()
↓アプリに用意されたNSUserDefaultsを取り出す
let userDefaults = NSUserDefaults.standardUserDefaults()
if (userDefaults.objectForKey("Taro") == nil) {
↓"Taro"キーがないことを、家族の情報がないことと解釈して、3人の年齢を設定
userDefaults.setInteger(16,
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