3 日付を使ったファイル名自動生成
今度は番号付けではなく、日付使う方法を試してみましょう。
3.1 NSDateクラスとNSDateFormatterクラス
この場合、NSDateクラスのインスタンスとNSDateFormatterクラスのインスタンスを組み合わせて使います。
まず、現在の時刻はNSDateを引数なしで作成することで得られます。ただしNSDateは文字列ではないので、これを自分の求める文字列に変換する必要があり、そのためにNSDateFormatterが使われます。
未整理の文字列でいいのならNSDateのdescriptionプロパティから得られる文字列を使うこともできます。descriptionは、Swiftの文字出力可能なオブジェクトが持つコンピューティッド・プロパティで、そのオブジェクトがどのようなものかを記述した文字列を戻します。どういった内容になるかは、そのクラスの実装次第なのですが、NSDateの場合は、グリニッジ標準時(経度0地点での日付と時間)を表す内容となります。
まずは上記の文字列がどんなものなのか、-test:メソッドを次のように実装しましょう。
注意)文字列中に \( ) を使って埋め込まれたオブジェクトは、暗黙裏にdescriptionプロパティから文字列が取り出され、その文字列が利用されています
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