5 UIViewの加工
オブジェクトの構成が確認できたので、AltAppDelegateへの切り替えはやめて、元のAppDelegateに戻しておいてください(サンプル:Enter-00の状態です)。そして今後は作成されたUIViewオブジェクトの背景色を変更してみましょう。
5.1 UIViewが作成されたタイミングを知るには
この場合、ViewControllerによってUIViewが作成された後にメッセージを送る必要があります。作成のタイミングを知るにはUIViewControllerの-viewDidLoadメソッドをオーバーライドします。-viewDidLoadメソッドはViewControllerによってUIViewインスタンスが作成された直後に呼び出されるメソッドです。
【-viewDidLoad】
ViewControllerによってUIViewインスタンスが作成された直後に呼び出される。
よく利用されるメソッドなので、テンプレートで用意されたViewControllerクラスでもすでに実装済みです。
5.2 UIViewControllerのUIViewに対する役割り
これにはUIViewControllerの持つ以下の役割りが関係します。
- 必要になった時点でviewを作成し提供する。
- メモリが足りなくなった時に、viewが使われていなければviewを解放し、viewが占有していたメモリを明け渡す。
この役割りを果たすため、UIViewControllerはアプリ動作中に、自分が持つviewをルールに従って作ったり
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