Androidアプリ開発逆引き大全 500の極意

グラフィックスとアニメーション - Tips493 OpenGL ES 1.xと2.0におけるメソッドの書き方の違いを把握する

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7-4OpenGLグラフィックスTips493 OpenGL ES 1.xと2.0におけるメソッドの書き方の違いを把握する

対応Ver:OpenGL ES 1.x, 2.0共通

Level3

Answerオブジェクト「gl」を2.0では使わなくなった

OpenGL ES 1.xでは、多くのメソッドが「GL10」クラスのオブジェクトを引数にとります。通常、「gl」という変数名で呼ばれます。

「gl」は、描画のための様々な情報の集合体です。引数に「gl」が渡された場合、glにはメソッドによって情報が「書きこまれる」ことも「読み込まれる」こともあります。

OpenGL ES 2.0では、「gl」のようにあらゆる情報を有するオブジェクトはなくなりました。そのため、主に以下のような書き方の変更があります。

●「gl.gl○○」から「GLS20.gl○○」へ

「glClearColor」「glViewport」などのメソッドは、「glオブジェクト」が呼び出すメソッドから、「GLS20」というクラスが呼び出すメソッド(静的メソッド)に変わりました。

●情報を書き込む部分をより明確に

リスト1はGL10で「オブジェクトの回転」を行う処理です。

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Androidアプリ開発逆引き大全 500の極意

  • 著者: 清水 美樹

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