7-4OpenGLグラフィックスTips494 OpenGL ES 2.0でカメラの画角を設定する
対応Ver:OpenGL ES 2.0
Level3
AnswerGL10での「glFrustumf」を GLES20で行うと?
GLES20で、オブジェクトの視界(カメラビュー)を得る方法は、GL10による方法と考え方は同じですが、メソッドや引数に違いがあります。
このTipsではカメラビューの画角を設定する方法を示します。GL10でのメソッド「glFrustumf」に対して、GLES20では「Matrix.frustumM」を用います。使い方はリスト1の通りです。
リスト1でmProjMatrixに、設定したカメラの画角に基づく座標変換の配列が与えられます。
mProjMatrixは、事前にリスト2のように、空の配列として作成したものを引数に渡します。
リスト1の2番目の引数は、配列の要素に「空き」や「読み飛ばし」を必要としない場合は0にします。
他の引数はglFrustumMと同じです。
この配列mProjMatrixを用いて、次のTips495でカメラビューを表す座標変換の配列を取得します。
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