親切すぎるiPhoneアプリ開発の本

UIViewの画面をボタンのように振る舞わせるには? - UIColorについて

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4 UIColorについて

UIColorは、色の情報を持つオブジェクトとして、いろいろな場面で利用されます。前回までは、+orangeColor、+redColorといった特定の名称を持つ色を指定したわけですが、今回のステップでは色の構成要素の値を直接指定して作成しています。ここでは、色の表現方法について学習してみましょう。

4.1 色とはなにか

まず、色は目から受け取った光に対する、網膜を構成する3種類の細胞の生理学的反応です。そして、光はさまざまな波長の電磁波の集まりであり、3つの細胞はそれぞれに反応する電磁波の波長が異なります。

↓ 色の認識とは網膜を構成する3種類の細胞の生理学的反応

600nm前後の波長に反応する細胞は脳に赤色のイメージを作り出し、550nm前後の波長に反応する細胞は脳に緑色のイメージを作り出し、460nm前後の波長に反応する細胞は脳に青色のイメージを作り出させます。

↓ 波長によって反応する細胞が異なる

これらの波長の電磁波の比率が、人間の感じる色を決定するわけです。

4.2 RGB表色系

したがって赤、緑、青の3色を混ぜ合わせる事で、人間が感じる色はすべて再現できる

出典情報

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親切すぎるiPhoneアプリ開発の本

  • 著者: 國居 貴浩

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